東京都への緊急事態宣言の発令から1週間が過ぎた。18日召集の通常国会でも新型コロナウイルス対策が重要になる。実効性を高めるうえで壁となりそうなのが、官僚による国会議員への「質問取り」だ。対面対応を望む議員はなお多く、霞が関の在宅勤務が進まない一因となっている。【関連記事】・・・質問取りとは国会で質問する議員から、官僚がその趣旨や内容を事前に聞き取る慣例を指す。関係府省の国会担当職員は質問者が決まると議員会館に足を運んで詳しい質問内容を確かめる。政治主導のための1999年の法改正で、官僚が政府委員として答弁する制度が廃止され、原則、閣僚らが答弁する仕組みに変わった。閣僚答弁は政府の方針と扱われ議事録にも残る。質問取りは官僚が正確な答弁を用意するのに必要な段取りとなった。問題は政府が出勤7割減を求めている状況でも対面形式が続く点だ。議員との面会待ちで