2001年1月の中央省庁再編から20年が過ぎ、日本の政策決定は変容した。首相官邸が主導する仕組みが定着し、与党の関与は少なくなった。いまは「官邸1強」と呼ばれるが、新型コロナウイルスへの対応で新たな問題が浮上している。「私自身が先頭に立って実行に移す」。菅義偉首相は5月7日、新型コロナウイルスのワクチン接種について「1日100万回」を目標に掲げた。「私自身」との言葉通り、首相が押し切った。当